空間コムは、空間の演出に特化したシステムとコンテンツで、これまでにない新しい映像・音楽空間を創造します。そのために、空間が持つ良さを最大限に生かした「演出プランニング」。空間演出に特化した「映像・音楽コンテンツ制作」。人のアクションに応じてインタラクティブな映像演出を実現する「システム開発」。クオリティを大きく左右する現場での「システム設置・映像調整」。システムのアップグレードやメンテナンスといった「アフターフォロー」。
これら全てを空間コムのスタッフおよびパートナーシップをむすんだプロフェッショナル集団とのコラボレーションで行います。また空間コムのサービスは100%メイド・イン・ジャパンですので、空間の大きさや形状などの環境に応じてカスタムメイド対応も迅速でスムーズです。
インタラクティブとは「相互に作用する」といった意味があります。映像ならば、ただ見るだけでなく、人の行動(アクション)に応じて映像が変化する、つまり「人」と「映像」が相互に作用している、という意味で「インタラクティブな映像」といったりします。
さまざまな空間が数多く存在するように、演出プランも多種多様です。空間コムでは、プランナー、デザイナーが演出目的を最大限に果たせるよう、現場調査、図面によるシミュレーション等を詳細に行い、演出を行う空間に適した最も効果的な映像・音楽演出をプランニングします。空間コムは豊富なアイディアとユニークな発想、そして最先端のテクノロジーを駆使しながら、より多くの人に喜んで頂ける演出プランを提供していきます。
効果的な空間演出のためには、空間に特化したコンテンツ制作が必要であると私たちは考えます。テレビや映画等の映像、ポスターなどのグラフィック等既存のコンテンツでは最大限の演出効果は得られません。床には床に合った、天井には天井に合ったコンテンツがあります。空間コムは、このような空間の演出に特化した「空間コンテンツ」専門の映像・音楽プロダクションです。制作には、既存の映像オーサリングツールに加え、独自に開発したオーサリングツールや撮影手法を用いて、高品質の空間コンテンツ制作をすべて自社で行うことができます。
プロジェクタなどの映像装置を複数台使った継ぎ目のないシームレス映像による演出では、これまでの映像の縦横比(16:9や4:3)ではない様々な比率の高解像度映像が不可欠となります。空間コムではUNIXベースのレンダリングサーバーを複数台装備し、分散レンダリング等の技術によってスピーディーな映像コンテンツの制作を可能としています。
S字の形をした床に映像を映し出す場合、そのS字の床の形状に合わせて綺麗に映像を投影(表示)することが望まれます。実空間における投影位置や大きさ、形状に応じた映像コンテンツはマスキングや映像変形の技術によって実現します。丸いテーブルの上にだけ投影する、壁の窓枠の部分だけを抜いて投影するなど、様々なご要望に対応できます。
空間コムのインタラクティブな映像演出は、床や壁、天井に取り付けられた様々なセンサーにより、人やモノの動きに応じて映像がリアルタイムに変化する新しい概念の演出です。このようなインタラクティブ映像は最先端のコンピュータ・グラフィックス(CG)のプログラミングによって実現します。空間コムは、常に新しい映像表現を追求し、より感動的な演出を実現するインタラクティブ映像コンテンツを制作します。
空間の演出をする際に、音(楽)はとても重要な要素です。空間コムでは空間演出に特化したサウンドの制作を行います。既存のステレオ・サウンドだけでなく、複数台のスピーカーを用いたマルチチャンネル・サラウンド等の立体音響により空間全体を音で満たす音(楽)コンテンツを制作します。また人のアクションに応じて様々な音が現れるインタラクティブ・サウンドの制作にも注力。より直感的で心地よいインタラクティブ・サウンドコンテンツを実現します。
空間コムでは、プロジェクタなどの映像装置を使って、床や壁、天井、モノなどに映像を表示(投影)し、インタラクティブな映像演出を実現するシステムの設計・開発を行います。これらは演出を行う空間に応じて全てカスタムメイドにてご提供いたします。ディスプレイ1台による演出システムから、プロジェクタを複数台利用した大規模なプロジェクトまで、用途や規模に応じて、様々な演出システムをご提案いたします。
空間コムの演出システムは人のアクションや空間の状況を検出し、それに応じて映像・音をリアルタイムに変化させるインタラクティブ機能を実現します。ビデオカメラを利用した動画像処理、温度を検知するサーモグラフィー、汎用の接触・非接触センサなど、すべてのセンシング技術を活用した様々なインタラクションを実現することが可能です。
空間コムが提供する演出システムは、プロジェクタなどの映像装置を複数利用して、継ぎ目のないシームレス巨大映像をつくりあげることができます。広く長いスペース、たとえばボウリングレーンや回廊などに映像を映し出す場合でも、空間コムが独自に開発した映像技術により実現可能です。超巨大映像演出システムには、PC複数台による分散協調方式を採用することで、システムの追加・拡大が容易となります。
演出システムの開発に当たってはUNIXのアーキテクチャをベースに設計されているメインフレームを採用。トラブル回避能力に優れた堅牢なアプリケーションとインターネット回線を利用した自由度の高いリモートメンテナンス性を実現しました。
空間コムの演出システムは、USBハードウェアロックキーとパスワードなしにはシステムの変更や改変などが行えない仕組みになっています。また重要な知的財産でもある映像・音楽コンテンツは、空間コム独自の暗号化手法によって、ファイルが保護されています。
空間コムでは、ライブハウスやアミューズメント施設等の照明・音響機器等の設計・施工・運営に長年携わった経験豊かなスタッフと共に、常設・仮設を問わず映像機器の設置からメンテナンスまで万全の体制でサポートします。
空間コムの空間演出システム設置は、まず演出する空間を現地調査することから始まります。形状、サイズ、材質等、その空間の特徴を詳細に調査し、演出プランに反映させます。そして、設置前には演出シミュレーションを行い、効率的な設置と確実な運用を可能にします。
搬入・設置は時間との戦いです。豊富な経験とノウハウで迅速、丁寧、美しい仕上がりの設置が可能です。システムの存在を人に感じさせないことにこだわり、専用の取り付け金具を製作し、天井に開口を設けてプロジェクタを埋め込むなどの様々な工夫をしています。
最大限の演出効果を得るために、空間に合わせて映像を調整する技術力も空間コムの特徴です。自由な形状に合わせて映像を投影(表示)する「マスキング技術」、映像の色を空間の色にマッチさせる「色調調整技術」、演出に効果的なセンサーのポジションを割り出す「分析力」、複数台のプロジェクタ映像をシームレスに表示させる「セッティング技術」、すべてはハードをミリ単位で動かし、ソフト上でマスキングの調整をする、といったハードとソフトの連動により可能になります。
既存の映像システムの多くは外国製。メンテナンスやアップグレードなどのサポートには、莫大な費用と時間を要し、常にユーザーの負担となっていました。空間コムの全てのサービスは100%日本製。プランニングからサポートまでを一貫して行っていますので、迅速なサポート対応ができ、安心してお任せいただけます。
万一のトラブルの際にはお電話によるサポートはもちろんのこと、インターネットを通じて演出システムにアクセスし、遠隔メンテナンスを行うことが可能です。
インターネットを通じた定期的なメンテナンス・サービスのメニューもご用意しています。
空間コムの演出システムはハード・ソフトともに拡張性の高さを誇ります。映像・画像・音素材のコンテンツの変更や追加、インタラクティブ・コンテンツの変更や追加、プロジェクタやセンサの追加、演出スペースの拡張など、様々なアップグレードが可能です。
システム導入後のメンテナンスのご相談に、いつでも迅速に対応できるアフターサービス体制を整えています。お電話、ファックス、インターネット、ご訪問と、緊急度に合わせて、様々なサポート・チャネルをご用意しました。